いつもCREAM TEAをご利用いただき誠にありがとうございます。


今週、久しぶりに東京にいきました。
今回の目的はスコーンの視察。
2日間で、パン屋さんお菓子屋さんを10店舗。
なかなかのハードスケジュールで、朝食以外は
全てスコーン＆たまにケーキを食べる内容。


それぞれ個性があって、なかなか勉強になりました。
あるお店は、イギリスのスーパーに売っているような、
ミックスで作ったかな？という味。これはこれで、私的には
懐かしい『テスコ（大型スーパー）の味』で楽しめました。


その他にも色々賛否がありましたが、ここで他の
お店について批判することはせずに、全てのお店を回ってみて
私が感じたことを今日は、お伝えしたいと思っています。


それはCREAM TEAのスコーン専門店としての在り方です。
私はスコーンが大好きです。
スコーンの味はもちろんの事、スコーンのある「家族、友人、
知人」が囲むティータイムが大好きで、とても大切にしています。


おかしいかもしれませんが、私は自分を、日本一スコーンを
愛してやまない人の1人だと思っています。
それは、イギリスで経験してきた、言葉で表すことが
難しいですが、温かな時間に包まれ、癒されてきたからです。


そしてそれこそが私が、スコーンを作る理由。
スコーンという物質的なものではなく、
その幸せな気持ちを沢山の方に感じてほしいと思って
いつもスコーンを作っています。


今回、お店を視察して感じた事は、それぞれのお店にとって
スコーンはただの・・・
パンのカテゴリーの一つの種類としての存在。
または・・・
ケーキのカテゴリーの一つの種類としての存在でした。
なんて悲しいことでしょうか？


ですから私は強く感じました。
「私の出来ること・・・私にしか出来ないこと・・」
少ないけれど、一つ一つ丁寧にスコーンを作って、
スコーンの美味しさを届けよう。
スコーンが運んできてくれる幸せな時間を伝えようと。


沢山の方の笑顔が何よりの私の幸せだから・・・。
この気持ちを忘れずに、これからも頑張っていきます。
どうぞ、宜しくお願いいたします。